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カート (0)

カートは空です

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ブランドセレクション

        2026年5月21日

        Counter Culture::顧客体験を左右する“カウンターデザイン”

        00

        Counter Culture: The Under-Appreciated Evolution of Surface Design in Architecture. Celebrating the humble counter.
        建築におけるサーフェイスデザインの中でも過小評価されてきた「カウンター」が、今、再注目されている。


        ── 取引から体験へ|空間の主役として再定義されるサーフェイスデザイン

        休暇に入りチェックインする瞬間、友人とコーヒーを囲んで笑い合う時間、大切な人への贈り物を選ぶひととき ——
        こうした日常の断片は、私たちの生活の中で何度も繰り返されている。これらの異なる場面に共通するものがある。それが「カウンター」である。

        椅子に腰掛けてニュースを追い、百貨店でカード決済をし、キッチンで料理をする、そのいずれの場面でも、カウンターは物理的にも心理的にも私たちを支えている。しかしなぜ、最先端のテクノロジーがあふれる現代においても、私たちはこうした存在に惹かれ続けるのだろうか。カウンターというサーフェイスは、なぜこれほどまでに人々の心を捉え、存続し続けているのか。

        その起源は古代メソポタミアやエジプト、ギリシャの市場にさかのぼる。商人たちは単純な台の上に商品を並べ、取引を行っていた。ルネサンス期には消費文化の拡大に伴い、より恒久的で装飾的なカウンターが登場し、それらは機能だけでなく富や地位の象徴ともなった。



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        SKP Chengdu by SYBARITE, Chengdu, China | Jury Winner, 12th Annual A+Awards, Commercial, Shopping Center | Photos by Nick Kuratnik



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        ── 取引の場から体験の場へ|現代におけるカウンターの役割と設計

        20世紀に入ると、カウンターデザインは人間工学や顧客心理の発展を反映し始める。単なる会計のための台ではなく、適切に設計されれば価値を生む重要な要素へと変化した。現在ではオンライン化が進む一方で、実店舗においてはカウンターが体験の中心として再解釈されている。Apple Storeのように従来のレジカウンターを排除しつつも、「Genius Bar」という形でその役割を再定義している例もある。



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        Apple Battersea by Foster + Partners, Battersea, Greater London, United Kingdom | Jury Winner, 12th Annual A+Awards, Commercial Retail | Photos by Nigel Young



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        現代のカウンター設計では、高さ、機能、素材といった要素が重要な検討対象となっている。可変高さや可動部分の導入により、多様な利用者に対応し、包摂性を高めることが可能となる。さらに、素材の選択も重要であり、耐久性に加えて触感や快適性が求められる。ソフトタッチ素材や疲労軽減マットなどは、利用者の滞在時間を延ばし、より深いコミュニケーションを促す。



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        Stand Up Udon Noodel by sawa architects, Jingumae, Shibuya City, Japan | Jury Winner, 12th Annual A+Awards, Restaurant (S <1000 sq ft).



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        また、カウンターの配置は空間の動線やサービス効率に大きく影響する。適切な位置に配置されたカウンターは、人の流れを整理し、利用体験を向上させる。小売空間やホテル、イベント施設においては、チェックインや会計の体験そのものを左右する重要な要素となる。さらに視覚的・心理的な側面においても、カウンターはブランド表現や販売促進の場として機能し、インタラクティブな要素を取り込むことで、単なる取引の場から顧客体験を生み出す場へと進化している。



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        Monasty by Not a Number Architects, Thessaloniki, Greece | Jury Winner, 12th Annual A+Awards, Commercial Interiors (>25,000 sq ft) | Photos by Yiorgos Kordakis.



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        こうした変化を経てもなお、カウンターは私たちの日常における重要な存在であり続けている。それは、人と人との関係を生み出し、空間体験を支える設計の価値を象徴する要素である。



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        Slabtitude by Vaslab Architecture, Bangkok, Thailand | Popular Winner, 12th Annual A+Awards, Restaurant (S <1000 sq ft) | Photos by Spaceshift Studio.

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        本記事は、「Architizer(アーキタイザー)」による『Counter Culture: The Under-Appreciated Evolution of Surface Design in Architecture』を、日本語でご紹介する記事です。

        Architizer Magazine
        English text: Sam Frew

        About Sam Frew:An expert in hospitality design, Sam has worked with some of the biggest hotel names in the world to help shape and integrate innovative brands across the globe. Her decades of design and industry knowledge have cemented her as a respected voice in design commentary.


        ※本記事は、Material Bankのグループメディアである「Architizer(アーキタイザー)」の記事を翻訳・編集したものです。実際の英文記事はこちら