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ブランドセレクション

        2026年4月2日

        森林から着想を得た5つの受賞プロジェクト|自然環境と建築をつなぐ設計アプローチ

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        Reflecting the tree spirit Totoro’s ethos, these A+Awards-winning projects capture the essence of the forest through their tree-hugging designs.

        『となりのトトロ』に登場する森の精のような存在と共存する空間ともいえる、これらのA+Awards受賞プロジェクトは、樹木を包み込むような設計によって、森の本質を捉えている。

        ── 森と共生する建築|『となりのトトロ』が示した自然との関係性

        古いクスノキの中には、森の守り神が住んでいる。大きな耳と特徴的な笑みを浮かべた灰色の生き物――それがトトロである。1988年に公開されたMy Neighbor Totoroは、公開以来世界的な文化現象となり、森に住む存在として描かれるトトロは日本文化を象徴するキャラクターの一つとなった。愛らしい表情や穏やかな性格も魅力だが、作品の核心にあるのは自然との深い結びつきである。映画を観た人々は、森や自然との関係を改めて考えさせられる。

        本作が描くのは、人間と自然が調和して存在する世界だ。物語だけでなく、繊細な背景画や音の演出によって生み出される静けさと驚きの空気感が作品を特徴づけている。自然の中には魔法のような瞬間と穏やかな時間が満ちており、それを大切に守るべきだというメッセージが、トトロの姿を通して表現されている。

        こうした自然への敬意は、建築にも影響を与えている。以下に紹介するのは、Architizer A+Awardsで受賞した5つのプロジェクトである。いずれも敷地の森林環境を尊重し、樹木や自然景観を建築の中心に据える設計を実現している。トトロが森にもたらす静けさや喜びのように、これらの建築は自然と共生する暮らしの可能性を提示している。



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        Case 01:
        Harudot By Nana Coffee Roasters(設計:IDIN Architects|Tambon Samet, Thailand)

        ▶︎ 受賞:12th Annual A+Awards 審査員賞&Popular Choice 賞|Restaurants (L >1000 sq ft) 部門

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        Photographs by DOF SkyGround

        タイ・チョンブリーに建つカフェ「Harudot」は、建築と樹木の関係を象徴的に表現したプロジェクトである。設計を手がけたのはIDIN Architects。黒い木材で覆われた外観はシャープな造形を持ちながら、内部には温かい光に満ちた空間が広がる。中央の中庭には巨大なバオバブの木が据えられ、屋根の切り欠きから天へと伸びる姿が、まるで建物を突き破って成長しているかのような印象を与える。



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        Case 02:
        Mawhitipana House(設計:MacKayCurtis|Auckland, New Zealand)

        ▶︎ 受賞:12th Annual A+Awards 審査員賞|Private House (S 1000 – 2000 sq ft) 部門

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        ニュージーランドの「Mawhitipana House」は、周囲の森林景観と一体化する住宅である。設計を担当したMacKayCurtisは、急斜面の敷地に建物を控えめに配置し、ガラス壁と木質外装によって景観との連続性を生み出した。成熟したポフツカワの木々がつくる大きな樹冠の下で、住宅は景観を支配するのではなく、環境の一部として存在する。



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        Case 03:
        River Bend Residence(設計:Lake|Flato Architects|New Braunfels, Texas)

        ▶︎ 受賞:12th Annual A+Awards 審査員賞|Private House (M 2000 – 4000 sq ft) 部門

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        テキサス州の「River Bend Residence」は、自然環境への影響を最小限に抑える配置計画が特徴である。設計はLake|Flato Architects。住居は居住、寝室、アトリエ、カーポートの4棟に分かれ、建設に際して伐採された樹木はわずか6本にとどまった。建物はピア構造によって斜面上に持ち上げられ、掘削を最小限に抑えながら自然環境への影響を軽減している。



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        Case 04:
        Upper House(設計:KOICHI TAKADA ARCHITECTS|South Brisbane, Australia)

        ▶︎ 受賞:12th Annual A+Awards 審査員賞|High Rise (16+ Floors) 部門

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        オーストラリア・ブリスベンの集合住宅「Upper House」は、都市住宅における自然との接続を追求した高層建築である。設計を担当したKoichi Takada Architectsは、地元のモートンベイフィグの樹形をモチーフに、曲線状のリボンが外壁を流れる独自のファサードを形成した。屋上には木製パーゴラと緑豊かな庭園が設けられ、サステナブルデザインの観点からも高い評価を受けている。



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        Case 05:
        Totoro House(設計:ROSSETTI+WYSS ARCHITEKTEN|Gunzwil, Beromünster, Switzerland)

        ▶︎ 受賞:12th Annual A+Awards 審査印賞|Multi-Unit Housing, Low Rise (1 – 4 Floors) 部門

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        最後に紹介する「Totoro House」は、スイスのグンツヴィルに建つ集合住宅である。設計を手がけたROSSETTI+WYSS ARCHITEKTENは、無塗装の素材や経年変化を受け入れる仕上げを採用し、建物を“生きている構造体”のように表現した。木製キャノピーが建物を包み込み、屋内外の空間を緩やかにつなぐことで、森の静けさを思わせる穏やかな住環境を生み出している。



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        本記事は、「Architizer(アーキタイザー)」による『Branching Out: 5 A+Awards-Winning Projects Featuring Forest-Inspired Design』を、日本語でご紹介する記事です。

        Architizer Magazine
        English text: Sam Frew

        About Ifeoma Nduka:An architect and freelance architectural writer, Ifeoma brings experience in design and project management to her work. She explores the intersection of design, functionality and storytelling, translating architectural concepts into compelling narratives while offering insights on trends, projects and industry innovations.




        ※本記事は、Material Bankのグループメディアである「Architizer(アーキタイザー)」の記事を翻訳・編集したものです。実際の英文記事はこちら




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