
── 日建設計の共創プラットフォームPYNTにて、ワークショップを開催しました。
2025年8月7日(木)、Material Bankがメンバーとして共創活動に参加する日建設計PYNT<ピント>にて、ワークショップを行いました。日建設計社員の方々をはじめ、PYNT MEMBERなど約15名にご参加いただきました!
今回ワークショップを行なったPYNTは、「社会環境デザインの最先端を切り拓く」ことを目指す日建設計が、建築や都市の専門性を超えた多くの人々を巻き込み、既存のプロジェクトやシステムを再設計することで、よりよい未来を創造するために立ち上げられたプラットフォームです。
さまざまな専門知識と問題意識を持つゲストと建築および都市計画の専門家を結び付け、都市の未来のための新しい選択肢を生み出すことを目的としたイベントやプロジェクトが日々行われています。
「廃サンプルの第2の人生」を考える対話セッション

Material Bankでは、これまで1回限りの使用で捨てられていた使用後の建材サンプルを無償で回収する取り組みを進めてきました。回収したサンプルを検品し、汚れや破損が無ければ再度デザイナーへお届けします。残りの再利用できないサンプルについては、子供の工作材料などとして提供するなど、再活用の道を探ってきました。そういった事例をご説明しながら、参加者の皆様とともに新たな再活用案や社会的連携の可能性を探りました。また、当日は参加者でもあった古材日和、ソーシャルインテリア、モノクロームの各社からも取り組み事例を共有いただきました。
コンピューテーショナルデザインを活用したワークショップ

コンピューテーショナルデザインとは、コンピュータによる計算やアルゴリズムを活用し、形態や構造を効率的かつ柔軟に設計する手法です。デザインの自由度を高め、複雑な条件を満たす最適なプランを効率的かつ迅速に生み出す設計手法として注目され、設計分野での活用も進んでいます。
今回のワークショップでは、形状やサイズがバラバラな建材サンプルを、コンピューテーショナルデザインを活用することでどのように活かせるのか、その難易度と可能性の研究成果について日建設計の常國 晋吾さまにお話しいただきました。
参加者の方の中には、初めてコンピューテーショナルデザインに触れる方もいらっしゃり、少ない材料でも無数の組み合わせがあり、それらの最適解を導き出す技術に驚く声が聞かれました。
廃サンプルを用いたムードボード制作

最後のプログラムとして、廃サンプルを使ったムードボード制作に取り組んでいただきました。参加者ご自身でテーマを決めていただき、様々な素材をテーマに沿った形で配置、個性豊かなムードボードがいくつも出来上がりました。制作後には各自が制作したものを発表し、参加者同士で感想を言い合うなど、活発なコミュニケーションも生まれていました。
日建設計・Material Bankが目指すビジョンへ
参加者の方からは、「建材サンプルが使用後にどうなるかは普段あまり意識していなかったが、今回のワークショップを通じて、役割を終えたものの中にもステキなマテリアルがたくさんあり、それらに次の役割を与えられる可能性を感じられる、良いきっかけになった」などのお声をいただきました。
今回のワークショップは、日建設計が目指す「社会環境デザインの最先端を切り拓く」こと、我々Material Bankのミッションである「持続可能で自由な創造の環境をつくる」ことへのポジティブなアクションになったと、感じています。
今後もMaterial Bankは、日建設計「PYNT」との協働を通じて、サステナビリティやサーキュラーエコノミーをテーマに挑戦を続け、業界課題の解決とよりよい社会づくりに寄与してまいります。