シリコンファブリック

これまでの人工皮革は石油由来なので、地球環境にやさしいとは言えず、生成過程で有毒ガスを発生させたり、劣化しやすく、分解しにくいという問題点がありました。

シリコンファブリックとはPU、PVCに次ぐ第3の人工皮革です。

シリコンファブリックは鉱物を原料として作られた人工皮革のことです。

Sustainabilityのところの解説です。

1:プラスチック(石油系)を含まないので、製造・廃棄時に発生する環境負荷に対し配慮している。

2:健康や環境に影響を与えるVOC(揮発性有機化合物)の含有率が極めて低く、室内空気気質の改善や健康リスクの低減につながる。

3:各種規制をクリアしている。RoHS2.0(有害物質使用制限指令)、REACH175(SVHC/高懸念物質の使用制限の準拠)、
Prop65(カルフォルニアの発がん性・生殖毒性がある物質の規制)

4:VOC排出量の規制をクリアしている。室内環境への影響が軽微。

5:高度な有機溶剤を使わないので、環境負荷・健康リスクを低減。

6:製造や使用中に毒性のある副生成物が発生しないため、安全性が高い。

7:ホルムアルデヒドや鉛を含まない。

8:過フッ素化合物(PFC)を含まない。

9:毒性の高い難燃剤の三酸化アンチモンを含まない。

10:安定剤等に使われるトリスを含まない。

11:柔軟性を高める可塑剤やフタル酸エステルを含まない。

12:重金属(カドミウム、ヒ素等)やビスフェノールAを含まない。

13:使用や廃棄時に空気や水資源への悪影響が少ない。

14:無臭。