竹田木材工業所
株式会社竹田木材工業所は、日本唯一の竹突き板製造企業で、特許技術を活かした新和風竹建具を提供しています。竹はCO2固定力が高く、成長が早く持続利用が可能な環境に優しい素材です。竹田木材は、竹の利点を活かし、独自の商品開発で現代空間に新たな価値を創出し、社会貢献を目指しています。...

国内唯一の竹突き板製造企業 環境保全に貢献し、株式会社竹田木材工業所にしかできない商品開発を
竹集成材/竹突き板
【竹製集成材とは?】
集成材とは繊維方向に対して互いにほぼ平行に集成接着した強度と品質の安定した資材のことです。工業品ですので個体差の激しい無垢材と異なり、品質が安定しています。これを薄く剥いたペラペラのものが突き板と呼ばれるシート状の資材です。
あの筒状の細い竹からどうやったらこんな風になるんですか?と、よくお問い合わせがあります。竹には節があり、節と節の間には空洞も存在します。その特性から最も厚みがある箇所でも木材のように数10cmを超えるようなことはありません。 そういう竹の性質から、板状のものや薄いシート状の突板がどのようにして製造されているのか?と一般の方の知的好奇心を刺激するようです。そのため、納入先の企業様から「お客様から商品よりも陳列棚の素材のことをよく聞かれる」とご報告をいただくこともしばしば。 このように竹材は人を惹きつける魅力と話題性を備えています。
【単板・合板とは?】
単板とは様々な用途で使用される1枚の薄い板のことです。しかし竹は木と違い、どんなに成長しても幅が1mや2mになることはありません。板状にするためには必ず何本もの竹を複数の工程を経て積層、接着します。これを積層材と呼び、広い意味では集成材とも呼ばれます。このような単板を強度アップなどの理由から複層にしたものを合板と呼びます。 尚、積層材は製造する際に揃えた繊維の方向により縦積層(タテセキソウ)と横積層(ヨコセキソウ)に区分されます。 ※合板は必ずしも繊維の向きを揃えません。 そして、積層材(集成材)を薄くスライスしたものを突き板と呼び、製材機で挽き割りしたものを挽き板と呼びます。
<竹突き板>
近年、注目を集めている素材である竹を使用した仕上材です。コストや技術の問題により、国内で製造しているのは当社だけ。※2010年9月時点 他では手に入らないという事実で、差別化のお手伝いをいたします。 突き板は厨房器や家具などの面材として使用できる他、柱の仕上げ、上り框、天井材などにも使用できます。 また、しなやかな柔軟性がありますのでアイデア次第であらゆる業界の素材として可能性を持ちます。
<竹挽き板>
竹目の美しい単板です。見た目はもちろん、質感にも高級感があります。また、優れた寸法安定性、堅牢性を実現しています。
会社概要
株式会社竹田木材工業所
〒633-0091
奈良県桜井市桜井139-5