玉紙
「玉紙」は、福井県越前市の伝統工芸・越前和紙をベースに開発された超撥水和紙壁紙です。和紙の風合いを残しつつ、撥水・防汚性を加えた高機能性が特長で、木のぬくもりを感じさせる色合いが空間をやさしく彩ります。約1500年前に始まった紙漉きの伝統を継承し、職人技と自然の恵みを活かしながら、現代の暮らしに新しい価値を提供しています。...


【伝えたい紙を、あなたに。越前和紙の壁紙が伝える、やすらぎの住空間】 「玉紙」は建築和紙としての歴史を受け継ぎ誕生した超撥水和紙壁紙です。確かな機能性と豊かな風合いとで、さまざまな建築シーンでご利用いただけます。
Product Highlights
めざしたのは、水を弾き、空気を通す紙づくり。
- •【超撥水とは】 水に弱いとイメージされがちな和紙。玉紙は独自の加工でそれを強みへと転換しました。樹脂などで表面をコーティングし、水の浸透を防ぐ「防水加工」は表面に隙間がないため通気性がなく、壁の内側が蒸れて結露やカビを引き起こします。私たちは和紙の優れた特徴である通気性にこだわり、「超撥水加工」を採用しました。完全球体を描き弾く水滴にちなんで名づけられた「玉紙」は、開発者たちの「超撥水」への技術、そして熱い思いの結晶です。 一般的な和紙は通気性があり、調湿機能も持ち合わせておりますが、防水性や防汚性はないので、紙面に直接付着した水滴や汚れはそのまま染み込んでしまいます。 「玉紙」はベースとなる和紙の通気性をそのまま活かしながら、さらに従来の壁クロスが持つ防水性を高め、超撥水機能を付加させました。 「玉紙」は静電気を起こさないため、空気中のホコリやチリを寄せつけにくく、クリーンな状態を保つことができます。 また、超撥水加工により防汚性が高く、汚れにも強さを発揮。タバコのヤニや手垢など、気になる日常の汚れが付着しにくいため、 清潔感のある美しい空間を維持しやすくなっています。 玉紙は、従来の壁紙の優れた部分のみで作られているということです。 樹木を原料とし、澄んだ水を使って漉きあげる和紙。自然の恩恵なくして、「玉紙」の存在はありえません。 だからこそ、私たちは自然への感謝を込めて、環境負荷のない製品づくりに努めています。 燃やしても有害ガスを発生することがありません。自然により近い生活環境はストレスを緩和し、心と体を健やかな状態に近づけてくれます。 そんなことを意識し、「玉紙」はナチュラルな色味、心と体にしっくり馴染むやわらかな風合いを意識しながら色づくりを積み重ね、繊細なテイストを表現した自信の全44品を取り揃えました。