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「環境負荷を閉じ込め 100年愛せるものに生まれ変わらせる」廃棄され、焼却されれば二酸化炭素となって空気中に戻ってしまうものを大気に戻さないように、固めて閉じ込め、それを100年でも使いたくなる愛せるものにする。 環境問題に貢献するだけでなく、ファッション業界のサステナビリティにも寄与するモノづくりを進めてまります。
beero について
地球温暖化や環境問題の深刻化、国連によるSDGsの発表にともないサステナビリティを推進する動きが増えてきました。
ところが、そういった動きを「新しい価値観」と捉え、なかなか馴染めない人も多いように思います。
サステナビリティであったり、さらにはビーガンといった価値観もそうですが、一見新しく西洋から入ってきたように感じるかもしれません。しかし、私達、日本人にとって日本語にしか「もったいない」という言葉がなかったり、もともと日本人は菜食主義だったこともあるように、決して親しみのない目新しいものというわけではなく、むしろ根底に根付いている慣れ親しんだ価値観だと思います。
それが産業革命以降、大量生産大量廃棄が当たり前になり西洋の文化が入ってきたことで私達の価値観が変わっただけのことであり、サステナビリティというのは私達にとって、ただ立ち返るだけのことなのです。
しかし、今の地球環境を考慮した時に、その立ち返るという行動を悠長に行う猶予はなく、速やかに実践に移す必要があるためSDGsというものが国連によって掲げられサステナビリティという価値観が普及しているのだと考えます。そのため私達は「可及的速やかに立ち返ろう」「それに寄与するものづくりをしよう」という想いを込めてブランド名をurgent undoと名付けました。
制作側にセレクション依頼
デニムストーンを製造する上で常に意識していることがいくつかあります。
・サスティナブルであることは当たり前で、それがなくても求められるだけの美しさを兼ね備えているか
・日本から誕生する意味
・長く使え、廃棄を出さないこと
これらのことを考えながら、上質なものづくりを行うことに最大限の努力をしております。
【製造工程で出る端材を反毛】
最初の工程は、まずデニムの端材を反毛と呼ばれる綿に戻す工程から始まります。現在、なぜ古着を活用せずに製造工程で出る端材を活用しているかというと、シンプルにものを作っていく上で安定供給される原料であることが大事であるため、製造されれば製造されるほど排出される端材を活用して綿に戻しています。
古着を古着として活用するだけのリユースや、古着を新たに洋服としてしたて直すリサイクルではなく、新たな価値を付与し生まれ変わらせるアップサイクルを行うことで、全く新しい美しさに生まれ変わらせられると考えているからです。
【伝統工芸、和紙漉きの技術を活用】
日本人が日本で生んだから実現できた風合い、質が必要であるという想いと、新たな仕組みの構築が日本文化を守ることにも繋がらればという想いで、和紙の紙漉きの技術を活用させていただき材料を混合、整形しています。
ただ、技術を借りることで和紙のエッセンスを活用しているだけで、和風のものづくりを目指しているわけではありませんので、一見して和紙っぽいという言葉はいただいたことがありません。唯一無二の独特の風合いを実現しています。
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