beero
ブランド「urgent undo」は、サステナビリティを新しい価値観ではなく、日本人がもともと持っていた「もったいない」精神や菜食文化への回帰と捉え、環境問題への速やかな対応を呼びかける想いから生まれました。大量生産・大量廃棄が当たり前になった現代に対し、SDGsの意義を踏まえ、できるだけ早く本来の価値観に立ち返り、持続可能なものづくりを実践することを目指しています。...


「環境負荷を閉じ込め 100年愛せるものに生まれ変わらせる」 廃棄され、焼却されれば二酸化炭素となって空気中に戻ってしまうものを大気に戻さないように、固めて閉じ込め、それを100年でも使いたくなる愛せるものにする。 環境問題に貢献するだけでなく、ファッション業界のサステナビリティにも寄与するモノづくりを進めてまいります。
制作側にセレクション依頼
デニムストーンを製造する上で常に意識していることがいくつかあります。
- •・サスティナブルであることは当たり前で、それがなくても求められるだけの美しさを兼ね備えているか
- •・日本から誕生する意味
- •・長く使え、廃棄を出さないこと
- •これらのことを考えながら、上質なものづくりを行うことに最大限の努力をしております。
【伝統工芸、和紙漉きの技術を活用】
- •日本人が日本で生んだから実現できた風合い、質が必要であるという想いと、新たな仕組みの構築が日本文化を守ることにも繋がらればという想いで、和紙の紙漉きの技術を活用させていただき材料を混合、整形しています。
- •ただ、技術を借りることで和紙のエッセンスを活用しているだけで、和風のものづくりを目指しているわけではありませんので、一見して和紙っぽいという言葉はいただいたことがありません。唯一無二の独特の風合いを実現しています。
【製造工程で出る端材を反毛】
- •最初の工程は、まずデニムの端材を反毛と呼ばれる綿に戻す工程から始まります。現在、なぜ古着を活用せずに製造工程で出る端材を活用しているかというと、シンプルにものを作っていく上で安定供給される原料であることが大事であるため、製造されれば製造されるほど排出される端材を活用して綿に戻しています。
- •古着を古着として活用するだけのリユースや、古着を新たに洋服としてしたて直すリサイクルではなく、新たな価値を付与し生まれ変わらせるアップサイクルを行うことで、全く新しい美しさに生まれ変わらせられると考えているからです。